「安全と危険をしっかり確認する!」を熱く伝える ~その2~
毎月恒例の月イチ講習会で、乗務員さんに熱く話した内容についての続きです。
「惰性」になりがちな運転動作ですが、ハンドルを握る前に「安全と危険をしっかり確認する!」と自分に言い聞かせることで事故を予防してほしい!というのが目的で話しました。
「やりがちな例」です。
2.歩行者用信号だけを見て発進したことありませんか?
信号待ちって退屈な時間だな~
スマホでもいじってよっと。
・・・。
あ、歩行者が渡り始めた(歩行者用信号が青に変わった)!
よし、行こう!
Σ(゚Д゚)!(アクセル踏んだ直後に急ブレーキ)
あれ~、車道の信号が赤のままだよ~
てか、目の前を歩行者、自転車が横断してるし!?
危なかったぁ(~_~;)
前までは違ったのに、今は「歩車分離信号」なんだな~
と、ヒヤッとした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ここでのポイントは、次にどう生かすか!です。
「ここの信号は歩車分離か、覚えておこう。次は長めにスマホいじってよ。」なんて思った日にゃ~もうダメダメですね。
「いかん!運転に集中しなきゃ!」
「信号待ちは周りの状況を見てなきゃ!」
「ちゃんと自分の信号を見てから発信しなきゃ!」って思わないと!
大小問わず、交差点は事故多発スポットですよ~
交差点には「危険」が沢山存在しているので、その「危険」を常に「確認」する必要があります!
運転中に気を抜いて良い時なんて無ーい!
気を抜きたきゃ休憩しなさーい!
自分を律するのはなかなか難しいことですが、人の命に関わることですから。
するもしないも自分次第です。
もちろん、タクシー乗務中は自分次第なんて言ってられません。
「交差点=危険スポット」を理解し適した行動をする!ことをコンコンと伝えています。
というお話でした。
交通事故被害に遭う方が1人でも減ることを切に願っています。