4月の注意喚起

当社(大成交通㈱)では、毎月10日・11日に社員教育を実施しています。

社内における前月の事故や苦情について情報を共有し、その個人は当然ではありますが会社全体として再発を防止することが目的のひとつであります。

が、しかし、そうは言っても「0」にならないのが現状。。

伝え方をもっと工夫する必要があるのでしょう。

 

事故の代表格は、ずばり “ バック ” です。

一般車ではスタンダードな装備となりつつある「バックモニター」は、当社の車両には付いていません。

バックをするとき、そのモニターだけを見ていても、見える範囲には限度があります。

しっかりと振り返り、自分の目で車の周囲を見ることが一番大事であり、モニターの役割は、「最後の微調整」であると個人的に思っています。

その微調整も、営業車におけるバック行動には、ほとんど必要がありません。

微調整をする前、もっと余裕(スペース)を持って、止まればいいからです。

不安なときは、一度降りて距離を確かめることも必要です。(時と場合によりますが)

 

小学生など通学時の事故のニュースを見ると非常に心苦しくなるとともに、決して他人事ではないと自分自身に言い聞かせています。

年齢別の交通事故件数を見ると、「7歳」が突出して多いことが分かります。

まだ交通ルールを覚えていない子たちが、登下校など集団で行動すると、いつ何が起こるか分かりません。

なので、気を付けるべきは、運転をする側です。

時間帯(登下校)、場所(学校近辺)を考え、「急な飛び出しがあるだろう」と思って運転するとしないとでは、その結果には大きな違いがあると思います。

運転を終えるときに、「今日も何事もなく、良かった」と思う人でありたいです。

 

今日の八王子は雨。

傘を差している人は前方よりも足元を見ています。

近くを通過するときは、スピードを落とし、十分な距離を取って走行しましょう。

 

交通事故が1件でも減少することを今日も願っています。